毛髪の内部構造について
毛髪は見た目にはあまり複雑な構造には見えないのですが、どのような構造になりどのような仕組みで生えているのでしょうか。
まず毛髪の内部構造についてですが、外側から毛小皮(キューティクル)、毛皮質(コルテックス)、毛髄質(メデュラ)の3層に分かれた仕組みになっています。
毛小皮はキューティクルの名前でよく知られたもので、髪の一番表面を覆う透明色の組織になります。
顕微鏡などで見ると魚のうろこのような形状をしていて主にたんぱく質により構成されており、内部の組織に比較すると硬さがあり保護膜としての働きがあります。
内部の組織は多くの水を含んでいるのですが毛小皮が外側を覆うことで水分の蒸発を防ぎ、加えて外部からの刺激を防護する役目もありますので、この毛皮質のコンディションを如何に整えるかが髪質を大きく左右します。
続いて毛皮質は髪の85%以上を占める部分で、内部を構成しているタンパク質は繊維状になり水分を多く含む組織になります。
この毛皮質は髪の柔らかさを左右する水分と共に、髪の色合いを決定するメラニン色素を多く含む部分でもあり、髪質や髪の色などが大きく影響する部位になります。
また外部環境など生活でもアルコールやタバコが抜け毛に関係あるように生える毛髪に対してメラニン色素などの付着として関係があるかもしれません。
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